こんにちは。いたるです。
今回は、オートSNSのシナリオ遷移に必須の機能である、「登録解除計測タグ」について解説したいと思います。
登録解除計測タグの役割
登録解除計測タグの役割は
特定のシナリオを解除して、新しいシナリオに登録することです。
この機能のおかげで、ユーザーがコンテンツを見たり感想を送ったタイミングで次のメッセージを送ることができるため、
決まったタイミングで一方的に送られてくるステップメールと比べて、コンテンツを見てくれる可能性が格段にアップします。
登録解除計測タグの設置場所
基本的に登録解除計測タグは、
完了ページまたはコンテンツページに設置することで発動します。
完了ページに登録解除計測タグを設置した場合
コンテンツページを見る
↓
感想を送る
↓
完了ページに移動(ここで発動!)
↓
次のシナリオのメッセージが送られてくる
この場合、完了ページに現在のシナリオを解除して、次のシナリオに登録するための登録解除計測タグを設置しているため、「感想を送ったら次のメッセージが送られてくる」という仕組みができています。
コンテンツページに登録解除計測タグを設置した場合
コンテンツページを見る(ここで発動!)
↓
次のシナリオのメッセージが送られてくる
この場合、コンテンツページに現在のシナリオを解除して、次のシナリオに登録するための登録解除計測タグを設置しているため、「コンテンツページを開いたら次のメッセージが送られてくる」という仕組みになっています。
登録解除計測タグの設置方法
タグの設置には3つの手順を踏みます。
1、登録するシナリオと解除するシナリオを準備する
2、登録解除計測タグで登録するシナリオと解除するシナリオを設定する
3、コンテンツページや完了ページにタグを設置する
この3つの手順で完了です。
では、今回は例として「シナリオ0」から「シナリオ1」に遷移する仕組みについて解説します。
1、登録するシナリオと解除するシナリオを準備する
まずは、「シナリオ0」と「シナリオ1」の2つのシナリオを作ります。
ここから、「シナリオ0」のコンテンツページや完了ページを開くと登録解除計測タグが発動し、
「シナリオ1」がスタートする仕組みを作っていきます。
2、登録解除計測タグで登録するシナリオと解除するシナリオを設定する
実は今回のケースでは、登録解除計測タグのページで設定を行う必要はないのですが、
一応説明の為に見ていこうと思います。
登録解除計測タグは、シナリオを作った段階で、そのシナリオに登録するための登録解除計測タグが自動で出現します。
例えば「シナリオ1」を作ると、
登録解除計測タグのページに「シナリオ1」という項目が出現しました。
では、登録解除計測タグの「シナリオ1」を選択しましょう。
デフォルトの状態では「シナリオ1に登録し、登録以外すべてのシナリオを解除する」に設定されています。
今回はシナリオ1に登録されれば、他のシナリオはすべて解除していいので、
このタグを特に変更を加えずに「シナリオ0」のコンテンツページや完了ページに挿入します。
もし複数のシナリオに登録していて、解除したくないシナリオがある場合は、解除するシナリオを選択することができます。
その場合は、登録シナリオ以外全て解除のチェックを外し、解除したいシナリオを選択してください。
3、コンテンツページや完了ページに登録解除計測タグを設置する
完了ページに設定する場合
まず、「シナリオ0」のコンテンツページから遷移する完了ページを作成します。
同じ名前の方が分かりやすいので「シナリオ0」という名前の完了ページにしました。
先ほど確認した「シナリオ1」を登録して「登録以外全て」を解除するタグを選択します。
最後に「保存」をクリックして完了です。
これで、「シナリオ0」のコンテンツの感想を送って完了ページが表示された時点で「シナリオ1」がスタートする仕組みができました。
コンテンツページに設定する場合
まず、「シナリオ0」のメッセージから遷移するコンテンツを作成します。
同じ名前の方が分かりやすいので「シナリオ0」という名前のコンテンツページにしました。
先ほどと同じように登録解除計測タグを設定します。
最後に「保存」をして完了です。
これで、「シナリオ0」のコンテンツを開いた時点で「シナリオ1」がスタートする仕組みができました。
このように複数のシナリオを登録解除計測タグを使って移動することで、
ユーザーが感想を送る、コンテンツを見るといったアクションを起こしたタイミングで次のメッセージを送ることができます。
まとめ
登録解除計測タグは、オートSNSでシナリオを遷移するために必須の機能になります。
一度覚えてしまえば特に難しいことはないと思うので、ぜひマスターしてくださいね。